戦の神とアルヴェリターレの少女
Work by ネオかぼちゃ
レヴィアーナと共に天界に戻ったロアは、そのまま1柱で冥界を訪れていた。
抜けるような深い青空とどこまでも続く青い花畑。風に揺れる花のざわめきしか聞こえない死者の世界。
むせ返るような青の中、出会ったあの日のように指輪の導きを頼りにフェリカの元へ急ぐ。
死者の魂は冥界の神デスラビスの城で禊を行なった後、生前の形を失い「クロニクル」と呼ばれる1冊の本の姿となる。
クロニクルにはその持ち主の生涯、生体情報の全てが記録されており、この記録は最終的に全て流され時間神の元へ保管される。そうして漂白を完了したクロニクルは生命神の空間へ送られ、次の転生の準備に入るのだ。
黒く巨大な柱が立ち並ぶ影の城。荘厳に装飾された薄暗い城内、デスラビスの配下が慌てふためくのを他所にロアは城の奥を目指す。
冥界はデスラビスがルールの世界。当然、ここはすでに自分を敵とみなしているようだ。深部に進むにつれて、権能を封じられていくのが分かった。
それでも進み続ける。何としても記録を消される前に取り戻さなければ、もう二度とフェリカと再会することは叶わなくなる。
どうか間に合ってくれ。
しかしその願いも虚しく、指輪が指し示した残酷な現実。
辿り着いた場所は魂の記憶を洗い流す忘却の湖だった。
水は青く発光し、その中には無数のクロニクルが沈んでいる。
恐れていた事態にロアの心拍数が跳ね上がる。
(まずい!フェル!!)
彼女の魂から、彼女の記憶が消えていく。
なりふり構ってはいられない。躊躇わず湖へと飛び込む。
淡い光の中、深く深く。まるで図書館の本が溢れ出したかのようなその中を必死に掻き分けフェリカのクロニクルを探す。
そして・・・数多のクロニクルの中にそれはあった。
指輪の光が示すクロニクルを手に取り、急いで湖の水面へと浮上する。
ロアの腕の中、ページに込められた情報から生前の人の姿を形作っていく。
白いドレス姿にベールの掛かったその顔は間違いなく・・・。
水面から引き上げられたその姿は最後の記憶よりも幼い、出会って間もない頃の16歳のフェリカだった。
愛しいその姿を抱き上げ必死に呼びかける。
「フェル!」
ロアの声に少女の瞼がゆっくりと開く。
「よかった・・・!フェル、俺が分かるか?」
「・・・・ローレンス?・・・・いえ、あなたは・・・。」
自分を抱きかかえ、安堵の表情を見せている男。フェリカはその名の答えに辿り着けずにいる。
無理もない。今目の前にいるのは、フェリカの知るローレンスではないのだから。
白い体に纏うのは宵とそれを照らす炎のような赤色の軍旗のような衣装。長い裾からは異形の脚が覗いている。
「ああ、俺はローレンスだ。そして本当の名前はロア。お前たちの神話で語られる12神が1柱、戦の神だ。」
そう、自分こそローヴラインの神話の悪神であり、かの王と帝国を築いた神だ。
「今まで黙っていて悪い・・・。本当は最後まで話さないつもりだったんだ。」
ロアの告白に驚くこともなく、フェリカは微笑む。
あの日の光景と同じだ。幼い自分が見上げていた彼の顔。今はその姿とピッタリ重なる。
「やっぱりあなただったんだね。神殿で私を助けてくれたのは。・・・昔一緒にお母さんを探してくれたのは。」
「フェル、お前を迎えに来たんだ。一緒にここから出るぞ。」
そうしている間に、冥界の使者達が近づいてくるのが分かる。
空間の呪いも身体を蝕んでいる。冥界に長居することは危険だ。
ここから早く離脱しなければ。そう踵を返した時、フェリカを見て足を止める。
(そうならない為に話し合いとか・・・・。すぐに喧嘩は、暴力は、良くないよ・・・。)
(ここで喧嘩ばかりしてると、私もローレンスもここに居辛くなっちゃう・・・。)
彼女が言っていたことを思い出す。
今逃げたら面倒なことになるのは分かっている。彼女のためにもまずは穏便な手段を取るべきかもしれない。
そう思い直し、駆けつけてきた冥界の使者達に告げる。
「デスラビスの元に案内しろ。」
◆◇◆
黒い廊下を通され、荘厳な扉を開く。
この扉の向こう、周囲に充満する甘ったるい香りと重い空気の中心。
デスラビス。死の神であり冥界の主人は無機質な仮面越しに無感情な声でロアを迎える。
「やぁロア。冥界へようこそ。」
白々しい。ここに来た時から気づいていただろう。
「その人間は?」
ロアが抱き抱えている、戸惑ったままのフェリカを指差す。
「その事でお前と話をしたい。」
「それなら一旦その人間から手を離してもらう。そうすれば応じよう。」
「・・・・・。」
沈黙が続く。離したくはない。
だがここに長くはいられない以上、早めに話を進めなければならない。
ロアは渋々デスラビスの言葉に従い、抱えていたフェリカをなるべく自分の近くに下ろす。
「・・・それで話って?」
「俺はこの人間が欲しい。」
「ふーん、その人間は兵士?」
「違う。だから高額な対価でも払う。俺に譲ってくれないか。」
ロアの言葉にデスラビスは少し考える。
「・・・それなら、対価よりもまず先に、僕が納得できる理由を頂戴。」
ロアは戦を司る故に戦いにまつわる人間の魂を配下として獲得・所有する事が許されている。
しかし今回は戦士ではない普通の少女の魂だ。所有するには正当な理由もしくは利益を提示する必要がある。
「こいつは俺の恋人だ。」
「へぇ?それで??」
「・・・・、フェリカは俺に大きな変化を与える人間だ。こいつを得ることができるなら、俺はこの世界の維持に真面目に貢献するつもりだ。」
「わーそれは良いね。それって、今後問題を起こさないようにしてくれるってこと?」
デスラビスはわざとらしく両手を合わせ身体を傾げる。
ロアは日頃から自分の欲望を優先し、掟や役割を疎かしている節がある。戦闘をしたいがためにわざと掟を破り他の神々を挑発するような事もする。そんな彼を制御できるものがあるならぜひ欲しいくらいだ。
「ああ、できる限り守るよう努力しよう。」
「すごーい。彼女を得た後、本当にその約束は守られるの?」
「契約書を書いて、誓いを立てても構わない。」
ふーん、とデスラビスは首を傾ける。
「ところで、彼女がお前に変化を与えるって部分。何か根拠はあるの?」
「俺はフェリカと地上で過ごして人々の平和と営み、その重要性を教えてもらった。俺はそれらを守りたいと思っている。彼女は弱く、平和を望む人間だからこそ俺に無い視点を持っていて、俺に気づきを与えてくれる。だからこそ、俺が守る意味を持ち続ける為にも彼女が必要だ。」
ロアは自分の心境の変化を説明する。
デスラビスは考えた後、否定的に首を振る。
「・・・惜しいな。その言葉だけじゃ僕はお前を信じられない。それらが分かる実績とか、能力の変化とか、事実としてのデータとか無いの?」
「それは・・・。」
ロアは言葉を探す。今まで力で解決してきた分、こういった追及は苦手だ。
「それにお前達が愛し合っている証拠もないし、何もかも事実が足りないよ。」
愛し合っている証拠、これは自分の気持ちなら証明できる。
だがフェリカは、16歳の彼女は?
「・・・フェル、お前は俺と生きたいと思ってくれるか?俺の元に来てくれるか?」
「・・・・・。」
しかしその言葉にフェリカは悲しげな表情を見せたかと思うと、俯き口を閉ざしてしまう。
「・・・・・っ!」
「できないのなら話は終わりだよ。その人間は置いていってもらう。」
デスラビスの一言と共に、ロアとフェリカを囲むように黒い影の手が現れる。
「未成年に酒を渡してはいけないように、免許のない者に危険物を渡してはいけないように、いくら支払われようと資格のないお前にその魂を渡す事はできないよ。」
これ以上話し合いはできず、また、自分の体を蝕む呪いに耐えられない。
「・・・・・そうか・・・。」
瞬間、
ロアは腰の剣を投擲し、動こうとしたデスラビスの服を床に繋ぎ止める。
その一瞬の隙をついてフェリカを抱きかかえ、窓を破り外へ踊り出た。
外へ、城の外へ、冥界の外へ向かう。
城を抜け、青い花畑を駆ける。
不安そうなフェリカにロアは言葉を掛け続ける。
「大丈夫だ。俺がなんとかする。俺が必ず幸せにする。」
「俺の所なら安全だ。何も心配するな。」
「愛している。一緒に生きよう。フェル。」
一方的なその言葉に少女は答えない。ただロアの腕の中で小さく震えながらポロポロと涙を流していた。
その姿にロアの胸が痛む。
16歳の彼女はまだ知らない。積み重ねたあの日々を。未来でお互いに愛を交わした事を。
きっとフェリカはこれを望んでいない。彼女の沈黙と涙がそれを物語っている。
だがそれでも自分のエゴを通すと決めて行動したのだ。
今は自分の空間に連れ帰ることができれば勝ちだ。
この騒動でまた敵を作ることになるだろうが、元より周囲に嫌われ疎まれる事には慣れているし、人間一人奪っただけであれば他の神々はそこまで大規模な攻撃を仕掛けてくる事はない。
もし、世界が敵になるならば、領域の外がフェリカにとって危険であるならば外に出さなければ良いのだ。
不自由はさせないし、彼女が安全に暮らせる世界(くうかん)を、平和を必ず守ってみせる。
それに、彼女が彼女であれば、きっとまた愛し合える。
いや、もしかしたらクロニクルを修復できるかもしれない。
今はお前が望まない事だったとしても、俺がどうにかする。俺が必ず幸せにしてみせる!
だから今はとにかく進むしかない。
そう、フェリカへの罪悪感を振り切って冥界の門まで向かう。
城から離れ、半ばまで来た辺りでついにその声が響く。
「それ以上は進ませないよ。」
突如、神核にヒビが入ったのではないかという程の激痛と衝撃がロアを襲う。
何事かと顔を上げたフェリカの目に映ったのは、ロアの胸から突き出し鮮血に染まる巨大な杭だった。
吹き出した血がフェリカの白いドレスと、青い花畑を真っ赤に染める。
「ロア!!??」
フェリカの泣き叫ぶような声にハッとし、続けて振り下ろされた戦斧を避ける。
衝撃音と舞い散る花びらの中、巨大な戦斧に不釣り合いな小柄な人影がふわりと降り立った。
「鬼ごっこは終わりだよ。大人しくその人間を返せ。」
「・・・フェル、目を瞑ってしっかり掴まってろ。」
ロアはフェリカを左腕で抱え直し戦闘体制をとる。もはや戦うしかない。
武器の転移を封じられているため剣を出すことができない。普段武器がない時は、腰の装飾や鎖を武器に変化させて扱うのだが、その力も今は使えない。現地調達をしようにもここは一面花畑だ。
それならば体術だ。
お互いの間に敵意が充満する。
「冥界の掟は世界の理。お前は世界の理に盾突く気?」
「俺は戦の神だ。世界の理だろうが何だろうが、弓を引いてやる!」
その一言を開戦の合図とするように、お互いの攻撃がぶつかり合い、またもや衝撃で花吹雪が巻き起こる。
デスラビスの足元から伸びたいくつもの影がロアを捕らえようとする。
とっさに飛び退いて躱し、続けて振られたデスラビスの斧を膝の鎧で防ぐ。
重い衝撃にビリビリと空気が振動する。
斧を弾き返し目の前の門を目指そうにも、行かせまいとデスラビスが前に立ち塞がる。
「ここは僕の領域。お前に勝手はさせない。」
デスラビスの攻撃に圧され門から遠ざけられていく。ロアはそれを躱し受け止めて前に進む拮抗状態が続く。
ロアの拳や蹴りが空を切り、鋭い音が響く。
この攻撃をまともに食らえば大きなダメージは避けられないだろう。
攻防の最中、デスラビスは思う。
戦場を見通す目、武器庫の使用、骸殻機関の召喚、飛行能力・・・あらゆる権能を封じられ、あらゆるハンデを抱えて尚、自分の攻撃をあしらうだけでなく、逆に自分に届きそうな攻撃を放ってくる。流石戦の神は伊達ではない。
彼が万全の状態ならまず自分に勝ち目はないだろう。
さらに腹が立つのは、この状況でも彼が笑っていることだ。
「人間、ロアの顔を見てご覧。これがこいつの本性だよ。」
デスラビスの声にフェリカはそっと目を開け、ロアの方を見てみる。
そこには獰猛に笑みを浮かべ、敵を見据えるロアの姿があった。
思わず恐怖を感じたフェリカに気付いたロアは口角の上がった口元を隠す。
「ああいや、大丈夫だ。あいつの動きがあまりにお粗末なもんでな・・・。絶対に俺が勝つから安心しろ。」
ロアの挑発にデスラビスは尚言葉を投げかける。
「戦うのが楽しいんでしょ?血と暴力が好きなんでしょ?人間の血に塗れた神性のお前が人間を愛することなんてできないでしょ。お前の力の犠牲になっている人間がお前を愛するわけがないよ。」
振られた斧を受け止めながらロアは不敵に笑う。
「俺に人を愛せないとか、お前に俺の心が読めるかってんだよ。それに、戦(オレ)をどう定義するか決めるのはお前じゃない。最高神(アル)だ。」
「まったく、つくづく救いようのない弟だねぇお前は!」
攻防が再開してどれくらい経ったか分からない。
攻撃を避け、受け止め、隙があれば反撃に転じる。
最初のデスラビスの杭の一撃に加え、空間の呪いがロアの身体を苛んでいた。
あとどのくらい保つだろうか。未だ決定打に至れないロアは少し焦りを滲ませる。
デスラビスは疲弊してはいるものの、まだ引く気は無いらしい。
だがしかしフェリカの方に限界が来たのか、ふとしがみついていたその手が緩む。
その一瞬の隙を逃さなかったデスラビスの強力な一撃がロアとフェリカを地面に叩きつけた。
砂煙の中、フェリカは衝撃で痛む身体を起こす。先ほどまで自分を抱えていた大きな手が力無く地面に落ちた。
「ロア!!」
フェリカを庇いまともに攻撃を受けたのだろう。ロアは目を閉じたままピクリとも動かない。
「さあ、こっちにおいで。ただの人間である君に永遠は辛すぎる。」
目の前に降りてきたデスラビスはフェリカに手を伸ばす。
選択しなくてはならない、回答しなくてはならない。
焦る思考の中、フェリカはロアの胸に開いた大きな傷から流れ続ける血を見つめる。
天界の戦神ともあろう彼がどうして自分を愛し、ここまでしているのか分からない。
幼い頃に初めて出会った。12歳の頃一緒に母を探した。数ヶ月前の祭りで一緒に過ごした、それから・・・。
そもそも自分がどうして死んだのかも分からない。
思い出そうとしてもまるで途中からページ自体が存在しないように手がかりさえ掴めない。きっと何か大切な事があったはずなのに。
分からない、分からない。
だがそれでも、
自分をしっかり抱きしめる腕、自分を見つめるあの優しい表情、掛けられた言葉、どれも嬉しかった。
彼と自分の過ごした時間はとても短いはずなのに、どうしてこんな気持ちを抱くのか。
しかしそれと同時に、彼の言葉に応える事はこの世界の理に背く行為だと本能的に理解していた。
だからこそ冥界の神の前で問われた時、応える事ができなかった。応えられない事がとても辛かった。
ごめんなさい。ごめんなさい。私はあなたと生きられないの。あなたといることは許されないの。
だって私は人間で、この先に進まなければいけないの。
嗚呼それなのに・・・・、
ずっと、ずっと、心の中にある空白、何もないはずのそれが、その奥にある何かが叫んでいる。
(愛している。)
そんな事言わないでよ、そんな事言われたら・・・!
本当はダメなのに、分かっているのに、それでも心はその手を取りたがっている!
◆◇◆
暗闇の中まだ意識はある。だが、身体が動かない。
まただ。あの時もこうやって大切な人が目の前で奪われた。
あの光景が蘇る。血溜まりに倒れ伏した親友と、もう何もできずそれを静かに眺めていた自分を。
嗚呼、気にしていないと、終わった事だと、仕方のない事だと思っていたのに。
あの墓地で知った想いが、諦めきれない理由が、ずっと心の内に残っていた後悔を呼び起こした。
思えば都市を守る事も、大切な人間を守る事もあの時の再現のようだ。
なぁ動けよ、また繰り返すのか?
でも・・・
彼女の気持ち、それだけが心残りだった。
自分のエゴを通すなんて決意しておきながら、このまま冥界に流され消える方がフェリカにとって幸せなのではないかと、そんな迷いが地に伏した身体を岩のように重くした。
そのまま落ちていきそうな意識の中、しかしそれを繋ぎ止める声があった。
「負けないで!!ロア!!」
それはフェリカの答えだった。
閉ざされていたロアの目が開く。
彼女の想いに、全力で無理矢理にでも身体を再起させる。
それに気づいたデスラビスは即座に後ろに跳びのき影の手を放つが、それは2人に届くことはなかった。
一瞬盾にも見えた閃光がその手を弾き、すかさずロアが距離を詰めその身体に拳を叩き込む。
デスラビスの仮面が割れ素顔が覗く。それは死人のような肌をした、まだ多少幼さが残る赤い瞳の少年だった。
「————————!!」
吹っ飛ぶデスラビスにすかさず追撃を加えようと試みるが、ロアの身体を瞬く間に何かが捕らえる。
それは赤いリボンだった。
見た目に不釣り合いなほどの力でロアを抑え込み、あっという間に地面に組み伏せた。
「2柱ともそこまでだよ!特にロア!」
リボンの主が2柱の間に降り立ち、ロアに槍を向けて牽制する。
デスラビスとそっくりな顔をした、長いツインテールの女性だ。
「ネル・・・、助かったよ・・・。」
「デスネル!邪魔をするな!!」
死の神デスラビスと対を成す生命の神デスネルは、もがくロアを宥める。
「落ち着いてロア。あなたの為にもここで手を止めるべきだよ。2柱で殺し合いなんて何の意味があるの?」
ロアの元へ駆け寄ろうとするフェリカを、デスラビスは身体を引きずりながらも手で制し、ロアへ告げる。
「この件は神議(かむはかり)に架けさせてもらうよ・・・。その人間が欲しいなら、もっとちゃんとした理由を考えておくんだね・・・。」
「フェル!!」
デスラビスに連れられ遠ざかっていくフェリカの背中に強く呼びかける。
「必ず迎えに行く!!だから待ってろ!!」
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